元スタジオミュージシャンが教えます。自主制作CD・音楽CDの作り方、レコーディング方法、CDプレス、バンド・ミュージシャンのための自主制作CDを製作から販売販売で。インディース、メジャーCDデビューを目指すバンド・ミュージシャンに自主制作CD・音楽CDの作り方をわかりやすく解説します。
元スタジオミュージシャンが教えます。自主制作CD・音楽CDの作り方、レコーディング方法、CDプレス、バンド・ミュージシャンのための自主制作CDを製作から販売販売で。インディース、メジャーCDデビューを目指すバンド・ミュージシャンに自主制作CD・音楽CDの作り方を解説します。
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私の経験上、インディーズ、メジャーを目指すアマチュアミュージシャンの音楽活動といえば、演奏技術の向上のために練習している、良い楽曲を作れるように勉強している、定期的にライブを行っている。と、あまりにもプロモーションをやっていないバンドやユニットを多く見かけます。それはそれで大事ですが、上手な人から順にプロになったり、よい曲が作れるからプロになるわけではありません。そんなことよくわかってますよね。音楽活動で一番大切なのはプロモーションです、さらにそのプロモーション活動で自分の名詞代わりとなる自主制作CDの位置付けは非常に重要な部分となります。また、自宅でCD-Rに焼いたようなものはお話になりません、お店で流通のときに必要になる、JANコードと呼ばれる商品管理バーコードがついた、流通可能な商品としてのCDを作ることを、まず第一目標にしてください。
CDを自主制作する場合、CDを作るだけなら簡単です。簡単に言えば、録音→マスタリング→プレス→パッケージ化の4ステップをこなしていけなよいことになります。最初のステップのレコーディングですが、まず音源を持っているかいないかで分かれます。バンド、個人や少数のユニットで活動している方の多くは、自宅録音などでデモ音源を作成されていると思います。最近の傾向として、完成したトラックを持ち込むケースが多く、また、バックトラックだけ打ち込み、ボーカルやギターなどの生楽器をあとから録音する、などといった音源作成が主流のようです。もちろん、すべて生で録音するケースもあります。費用的には生楽器でレコーディングすればするほど高くなります。レコーディングスタジオは練習スタジオと同様に時間単価、さらにレコーディングオペレータさんの料金となってきます。費用を安く抑えたいなら自分で音源を用意、スタジオレコーディングでクオリティを上げたいならスタジオレコーディングと考えてください。たとえば、4ピースのバンド形態でスタジオレコーディングの場合、インディーズ系レーベルで半日借り切って10万円程度、曲数は最大でも3,4曲あたりと考えて間違いありません。また、レコーディングの合宿パックなどもありますので、予算に合わせてスタジオを決めましょう。自分で音源が用意できる場合はこの費用をぐっと抑えることができます。
レコーディングしたら次はマスタリングという作業にうつります、これはCDに収録される複数の曲が、同じ音量や同じ聞こえ方を調整するものです。マスタリングには音楽的知識が必要で、ちゃんとした知識がないひとはエンジニアさんにお任せしたほうが絶対によい部分です。このマスタリングでCD全体の印象が決まりますので、私はこの費用をケチらずにちゃんとお金をかけるべきと考えています。また、マスタリング費用はCDに収録される曲数や曲調でも決まりますので、シングルなのか、マキシなのか、アルバムなのか、自分の計画にあったCD構成で費用も変動します。マスタリングが終わると量産するためのプレスマスターというものを作ります。
プレスマスターができればあとは量産です。量産だけなら安くプレスしてくれるところもあります。また、CDが完売した場合に再プレスが必要になった場合になど、こういったプレスだけのサービスを利用してください。プレスにかかる費用は作れば作るほど、CD1枚あたりの単価を下げることができます。たとえば5万円で100枚のプレスなら、1枚あたり500円のコスト、10万円で1000枚プレスしたとするなら、1枚100円のコスト、と量産すれば単価も下がります。また、いっしょにレーベル面への印刷やCDジャケットのデザインなども請け負ってくれるプレス工場もあるので自分の目的にあったところを探して見ましょう。こうしてCDの自主制作は完了します。
自主制作CDは、作ることが目的ではありません。それをプロモーションにより、流通させたり販売したりすることが目的になるからです。まずかかった費用からCD1枚あたりの単価(売値)を設定します。1枚あたり500円の費用がかかれば、売値は1000円で500円の儲けがでるようにする、などです。次に重要なことは流通網に乗せること、自分たちでCDを売る、ってことならそれでもいいですが、HMVやツタヤなどCDショップで取り扱ってもらうためには、商品流通に乗せる必要があります。商品を買ってもらったお客さん、商品を売る側とスムーズに取引できるように、商品管理バーコードを取得します。こればJANコードと呼ばれるものです。これを取得することであなたのCDは商品となり、全国各地の店舗で取り扱えるようになり、委託販売の場合でも取り寄せの場合でも商品として届けることができるようになります。これは非常に重要なことなのです。
JANコードは個人でも申請できます。財団法人流通システム開発センター、というところに必要書類を用意し、提出します。詳しくは流通システム開発センターのWEBページをに載っています。また、これら申請を代行してくれる業者もありますが手数料が高いです。自分で行えば慣れれば3週間ほどで取得できるようになりますし、世の中の物流を学ぶ上でも勉強しておいて損はないと思いますので、自分でJANコードの申請をしてみましょう。また、JANコードを取得したらCDそのものの楽曲情報をCDDCに登録しておきましょう。タイトルやアーティスト、アルバム名など事前に登録しておけば、お客さんがCDをPCなどに読み込んだときに、自動的にタイトルやアーティスト名を表示することができます。こちらは無料でできますので、必ず登録しておきましょう。